新潟県のおすすめ温泉地|季節・目的別に選ぶ温泉旅行完全ガイド

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新潟県のおすすめ温泉地|季節・目的別に選ぶ温泉旅行完全ガイド

新潟県には、日本海を望む温泉から豪雪地の秘湯、硫黄の香りが印象的な湯まで、性格の違う温泉地が各地にあります。

「新潟の温泉地へ行きたい」と思っても、候補が多くてどこを選べばよいか迷いますよね。

そこで最初に結論をいうと、温泉街を楽しみたいなら月岡温泉、海と夕日なら瀬波温泉、雪景色なら越後湯沢温泉や松之山温泉が選びやすいです。

泉質の違いを楽しみたい方なら妙高高原温泉郷、車なしで駅から歩きたい方なら咲花温泉も候補になります。

なお、環境省の最新「令和6年度温泉利用状況」では、新潟県の宿泊施設がある温泉地は135か所で全国3位です。

基準日は2025年3月31日で、源泉は536本あり、温泉を利用する宿泊施設は490軒確認されています。

県内には療養泉の掲示用泉質10分類がすべてそろうと新潟県観光協会が紹介しており、温泉地の数だけでなく湯の個性も豊富なんです。

それと、統計の詳細は環境省「令和6年度温泉利用状況」で確認できます。

この記事で分かること
  • 新潟県でまず行きたい代表的な温泉地
  • 目的別に選ぶ新潟温泉地ランキング
  • 新潟駅から行きやすい温泉地の違い
  • 春夏秋冬で選びたい温泉旅行先
  • 自分に合う温泉地と宿の選び方
目次
30秒で診断

あなたに合う温泉旅と宿選びを診断

5つの質問に答えるだけで、あなたに合う温泉旅のスタイルと、宿選びで優先したい条件を整理できます。

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誰と温泉旅行に行きますか?

旅行で一番楽しみたいことは?

現地での移動方法は?

宿選びで一番重視するものは?

宿泊費について一番近いのは?

新潟県の温泉地は目的から選ぶと迷いにくい

温泉宿で地図を見ながら新潟の温泉旅行を計画する日本人カップル

新潟県は南北に長く、日本海沿岸から山間部や豪雪地を経て、佐渡島まで旅行環境が大きく変わります。

そのため、有名かどうかだけで決めるより、温泉街の雰囲気や景色、泉質、交通手段、季節のうち何を優先したいか考えると、自分に合う温泉地を見つけやすくなります。

たとえば同じ1泊2日でも、月岡温泉なら温泉街を歩いてから宿へ入り、翌日も周辺を散策する流れを作りやすいです。

一方、瀬波温泉なら夕方までにチェックインし、日本海の景色を楽しむ時間を確保した方が旅の魅力を感じやすくなります。

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重視したいことおすすめ温泉地選びやすい理由
温泉街を歩きたい月岡温泉足湯や飲泉を楽しめるうえ、新潟の地酒や甘味を味わえる店もあり、宿泊前後に散策しやすい
海と夕日を見たい瀬波温泉日本海沿いに宿があり、海景色と温泉を組み合わせやすい
雪見温泉を楽しみたい越後湯沢温泉・松之山温泉雪国らしい景色と温泉を一緒に楽しみやすい
泉質の違いを楽しみたい妙高高原温泉郷7つの温泉地があり、5つの泉質と3種類の湯色を楽しめる
神社参拝もしたい弥彦温泉彌彦神社の参拝と門前町散策を温泉旅行へ組み込みやすい
車なしで泊まりたい咲花温泉JR咲花駅から温泉地まで徒歩約2分
個性的な湯に入りたい新津温泉石油掘削中に湧出した源泉を使い、石油系の強い香りで知られる

こうして比べると、新潟温泉地ランキングを単純な1位から10位までの順位で考える必要はありません。

カップル旅行なら温泉街や景色を重視し、子連れなら移動のしやすさ、一人旅なら公共交通の使いやすさや宿で過ごす時間を重視するなど、旅行者によって「一番」は変わります。

なお、新潟県観光協会の温泉ガイドには現在も137か所との表記がありますが、環境省の最新統計では135か所です。

集計や更新時期の違いがあるため、この記事では統計値について環境省の最新資料を基準にしています。

初めての新潟温泉旅行なら三つの条件で絞る

まず決めたいのは、旅行時期と交通手段、それから温泉地で何をしたいかの三つです。

冬に雪景色を見たいのか、夏に海を楽しみたいのかだけでも候補はかなり変わります。

たとえば新幹線で東京方面から向かうなら越後湯沢温泉は移動しやすく、新潟駅を起点にするなら直通バスのある月岡温泉が候補になります。

車で周遊するなら、松之山や妙高などの山間部まで選択肢を広げやすいでしょう。

そのうえで、温泉街を歩く時間を取りたいのか、それとも宿で露天風呂や食事をゆっくり楽しみたいのかを考えてください。

温泉地選びと宿選びを分けずに考えることが、満足度の高い旅行にしやすい方法です。

宿泊予約までに確認したいこと

予約前には、到着時刻とチェックイン時間を確認し、駅から宿までの移動方法や夕食の開始時間もセットで見ておきましょう。

特に冬の新潟では、夏と同じ感覚で車移動を組むと予定より時間がかかる場合があります。

また、温泉旅行では宿に早めに入って温泉を楽しむ時間も大切です。

観光を詰め込みすぎるより、15時前後に温泉地へ入り、街歩きをしてから入浴をゆっくり楽しむくらいの計画の方が余裕を持って過ごせます。

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新潟県は温泉地ごとに景色や泉質、アクセスの特徴が大きく異なります。知名度だけで決めず、旅行時期や交通手段、現地で何を楽しみたいかを先に整理すると、自分に合う温泉地を選びやすくなります。

新潟でおすすめの温泉地を目的別に比較

夕暮れの温泉街を浴衣で散策し足湯を楽しむ日本人旅行者

ここでは新潟県の温泉地から、旅行先として比較しやすい代表的な場所を紹介しますね。

それぞれ魅力の方向が違うため、「有名だから」ではなく、自分が現地で過ごしたい時間を想像しながら選んでみてください。

月岡温泉|温泉街の散策まで楽しみたい人向け

月岡温泉は1915年に石油掘削中の湧出をきっかけに発展した、新潟県を代表する温泉地です。

新潟県観光協会では全国有数の硫黄含有量を誇る硫黄泉として紹介され、エメラルドグリーンの湯でも知られています。

実際に旅行先として選びやすい理由は、温泉だけで一日を終えなくてもよいことです。

足湯や飲泉を楽しめる場所があり、温泉街には新潟の地酒を味わったり、甘味を楽しんだりできる店もあるため、チェックイン前後の散策を組み込みやすいんです。

さらに、新潟駅から月岡温泉までは直通バスで約60分です。

車を運転しない旅行でも候補にしやすく、カップルや女子旅はもちろん、初めて新潟の温泉地を訪れる方にも向いています。

なお、運行時刻は変わることがあるため、旅行前には最新情報を確認しましょう。

月岡温泉はこんな旅行者に向いている

月岡温泉は「温泉に入るだけでは少し物足りない」という方に特に向いています。

散歩をしながら新潟らしい食や飲み物にも触れたいカップルや夫婦旅行なら、宿泊前後まで時間を使いやすいでしょう。

一方、静かな山奥の秘湯を求めている方には旅の方向性が少し違います。

秘境感よりも、温泉街を歩く楽しさや宿の選択肢を重視したい方におすすめです。

瀬波温泉|日本海の夕日と海景色を楽しみたい人向け

瀬波温泉は村上市の日本海沿いにあり、海を眺める温泉旅行をしたい方に選びやすい場所です。

1904年に石油掘削中に熱湯が噴き出したことから始まり、温泉旅館組合では泉温95℃のナトリウム-塩化物泉と案内されています。「熱の湯」と呼ばれることもある温泉です。

なかでも魅力は、宿で過ごす時間と日本海の景色を一緒に楽しみやすいことです。

夏は海水浴を組み合わせやすく、秋から春は海を眺めながら宿でゆっくり過ごす旅にも向いています。

私の以前、大観荘せなみの湯に宿泊したことがありますが、夕暮れの日本海がとても綺麗だったことを覚えていますよ。

夕日と日本海のコントラストがバランスよく、また行きたいと思う温泉旅館ですね。

そのため瀬波温泉へ行くなら、日没前に宿へ到着できる計画を立てたいところです。

村上市街の観光と組み合わせる場合も、夕方まで予定を詰めすぎず、海を見る時間を残しておくと満足しやすいでしょう。

海側客室を選ぶときの注意点

夕日を重視するなら、客室や露天風呂の向きまで確認したいところです。

同じ瀬波温泉でも、すべての客室が海側とは限りません。「海が見える宿」と「予約した部屋から海が見える」は別なんです。

そこで予約時は「オーシャンビュー」「海側客室」といったプラン内容に加え、露天風呂からの眺望も確認してください。

夕日を最優先にするなら、価格だけでなく景色も含めて部屋を選ぶ価値があります。

越後湯沢温泉|新幹線と雪旅を組み合わせたい人向け

越後湯沢温泉は、上越新幹線を利用して首都圏から訪れやすいことが大きな魅力です。

川端康成の代表作『雪国』ゆかりの地としても知られ、冬はスキーを楽しんだあとに温泉へ入り、雪景色まで満喫する旅行を組み立てやすくなります。

そこで車を使わず雪国へ行きたい方には、とても検討しやすい温泉地なんです。

雪道運転を避けながら本格的な積雪地域へ入れるため、冬の新潟旅行に慣れていない方でも旅程を作りやすいんです。

ただし、越後湯沢は「温泉街全体が同じ泉質」という温泉地ではありません。

施設によって使用する源泉や泉質が異なるため、湯そのものを重視する方は宿ごとの温泉表示を確認するのがおすすめです。

そう考えると、越後湯沢は新幹線で移動しやすく、雪遊びや食事も楽しめて、宿泊施設の選択肢も比較したい人に向いています。

スキーをしない場合でも、雪景色の中で温泉を楽しむ目的なら十分候補になります。

冬の車なし旅行で確認したいこと

冬の越後湯沢では、駅まで到着できても宿が駅から離れている場合があります。

そのため、送迎があるのか、それとも徒歩で移動できる距離なのかを予約前に確認しておくと安心です。

なお、雪道では普段なら短い徒歩移動でも負担が増えます。

松之山温泉|雪国の秘湯らしさと濃い湯を求める人向け

松之山温泉は草津、有馬と並んで「日本三大薬湯の一つ」と称される山あいの温泉地です。

これは国による認定制度ではありませんが、長く名湯として知られてきた温泉の一つです。

その特徴は、約1,200万年前の海水が地中に閉じ込められた化石海水由来の温泉であることです。

代表的にはナトリウム・カルシウム-塩化物泉が利用され、一般的な火山性温泉とは違う成り立ちに惹かれる温泉好きにも向いています。

さらに十日町市の豪雪地にあるため、冬は雪国らしい景色が大きな魅力になります。

雪に囲まれた温泉地で宿にこもり、温泉に入りながら食事も楽しむ時間は、観光スポットを次々に回る旅行とは違う良さがありますよね。

その反面、冬に車で向かう場合は積雪や凍結への備えが欠かせません。

雪道運転に不慣れなら無理をせず、鉄道を利用したうえでタクシーや宿送迎を組み合わせられないか確認しておくと安心です。

松之山は宿で過ごす時間も確保する

松之山温泉は、温泉街で何時間も買い物を楽しむというより、温泉そのものや雪国の自然を味わい、宿の食事を楽しむ旅と相性があります。

私なら観光予定を詰め込みすぎず、チェックイン後に何度か温泉へ入れるくらい余白を作りますね。

なお、冬以外なら新緑や里山の景色を楽しむ旅にも向いています。

「松之山=冬だけ」と決めつけず、雪道を避けたい方は春から秋に訪れる選択肢も考えてみてください。

妙高高原温泉郷|湯色と泉質の違いを楽しみたい人向け

妙高高原温泉郷は、赤倉、新赤倉、池の平、妙高、杉野沢、関、燕の7温泉地からなります。

5つの泉質があり、湯色も3種類あることから、「妙高七五三(なごみ)の湯」として紹介されています。

実際に同じ妙高エリアでも、温泉の雰囲気は一様ではありません。

赤倉温泉は歴史ある温泉地として宿泊施設を選びやすく、燕温泉は乳白色の湯や野天風呂で知られています。

関温泉では、鉄分を含んだ湯が空気に触れることで色合いが変化する特徴があります。

そのため、温泉を一度入って終わりにするより、複数の温泉を比べたい方と相性がよいエリアです。

同じ旅の中で湯の色や香りの違いを感じられるのは、妙高ならではの面白さでしょう。

さらに、登山を楽しめる時期があるほか、秋は紅葉、冬はスキーといった季節の自然も組み合わせやすいのが魅力です。

温泉旅行としても、自然遊びのあとに温泉へ入る旅としても計画できます。

湯めぐりは移動距離まで確認する

ただし、「妙高高原温泉郷」という名前から一つの温泉街に7つの温泉が集まっていると思わないようにしましょう。

それぞれ場所が分かれているため、複数を巡る場合は車を使うのか、バスを利用するのかまで考える必要があります。

また、燕温泉の野天風呂などは冬季閉鎖や残雪、天候によって利用できないことがあります。

野天風呂を旅の目的にする場合は、旅行日の利用状況を確認しておきましょう。

岩室・弥彦・咲花|新潟市周辺から足を延ばしたい人向け

新潟市周辺から近郊へ足を延ばすなら、岩室温泉や弥彦温泉、咲花温泉も候補です。

岩室温泉には1713年の「霊雁の湯」伝説が残り、三百年以上の歴史を持つ温泉地として知られています。

一方、弥彦温泉は越後一宮・彌彦神社の参拝と門前町散策を組み合わせやすいのが魅力です。

「温泉だけではなく観光もしたいけれど、移動ばかりになるのは避けたい」という方には計画しやすいでしょう。

さらに、公共交通の分かりやすさを重視するなら咲花温泉が目を引きます。

阿賀野川沿いにあり、JR磐越西線の咲花駅から徒歩約2分です。

硫黄を含むナトリウム系の温泉で、川沿いの景色を楽しみながら静かに過ごしたい方に向いています。

三つの温泉地は旅の組み方が違う

岩室なら歴史ある温泉宿でゆっくり過ごし、弥彦なら神社参拝と門前町散策を中心に楽しめます。

咲花なら鉄道で向かい、阿賀野川の景色を楽しむ旅として考えると、それぞれの違いが分かりやすくなります。

つまり「新潟市から近い」という共通点だけで一括りにせず、現地で何をするかまで考えることが大切です。

大規模な観光地より、少し落ち着いた温泉旅行をしたい方にも比較してほしいエリアですね。

そこで、泊まりたい温泉地が見えてきたら、宿泊予約サイトで同じ日程の料金とプランを比較してみましょう。

同じ宿でも部屋タイプや食事内容によって違いがあり、キャンセル条件でも選び方が変わります。

楽天トラベルやじゃらんなどを見比べ、宿での過ごし方まで含めて選ぶのがおすすめです。

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温泉街なら月岡、海と夕日なら瀬波、雪景色なら越後湯沢や松之山など、目的によっておすすめは変わります。それぞれの違いを理解し、宿での過ごし方まで想像して選ぶことが満足度を高めるコツです。

新潟駅から近い温泉地は車なしでも選べる

鉄道で到着し送迎車のある温泉旅館へ向かう日本人旅行者

新潟駅を旅行の起点にする場合、「直線距離が近いか」よりも乗り換え回数や駅から宿までの移動を見た方が実用的です。

特に荷物が多い温泉旅行では、最後の数キロをどう移動するかで負担が大きく変わります。

そこで比較したいのが、温泉地まで直通で行けるのか、最寄り駅から歩けるのか、それとも宿送迎が必要なのかという点です。

地図では近く見えても、公共交通の接続次第では移動しにくいケースがあります。

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温泉地新潟駅からの考え方車なし旅行との相性
月岡温泉新潟駅から直通バスで約60分◎ 乗り換えを減らしやすい
岩室温泉越後線で岩室駅へ、駅からは車移動が基本○ 宿の送迎確認がおすすめ
弥彦温泉弥彦駅から温泉街が徒歩圏○ 彌彦神社観光と相性がよい
咲花温泉磐越西線の咲花駅から徒歩約2分◎ 駅到着後の移動が短い
湯田上温泉田上駅から車で約5分○ 一部宿に送迎あり

新潟駅から最も分かりやすいのは月岡温泉

新潟駅から温泉宿へ乗り換えを少なく移動したいなら、月岡温泉は分かりやすい選択肢です。

直通バスなら所要約60分で、温泉街に到着してから散策も楽しめます。

そこで月岡温泉に泊まる場合は、宿の予約と同時に往復のバス時刻も確認しておくのがおすすめです。

新幹線や特急からうまく接続できれば、レンタカーを借りずに旅行を組み立てやすくなります。

ただし、直通バスは鉄道ほど頻繁に運行されるわけではありません。

列車の到着時刻と合わないと待ち時間が長くなる可能性があるため、往復の交通を先に決めておくと安心です。

直通バスと列車の接続を先に見る

具体的には、新潟駅へ到着する時刻を確認したうえで、直通バスの発車時刻と温泉への到着予定時刻を順番に見ていきましょう。

東京方面からなら、新幹線を一本早めるだけで待ち時間を減らせることもあります。

また、帰りも温泉から新潟駅へ戻る時間を先に決めておけば、最終日に無理な観光を詰め込まずに済みます。

往復を一緒に組んでおくと、宿泊日の行動も決めやすくなります。

鉄道駅から歩きたいなら咲花温泉も有力

咲花温泉は新潟駅から乗り換えが必要になるものの、咲花駅に着いてしまえば温泉地まで徒歩約2分です。

駅からタクシーや宿送迎を手配する必要が少ないため、鉄道旅らしさを楽しみたい方には使いやすいでしょう。

また、阿賀野川沿いの景色を楽しめることも咲花温泉の特徴です。

温泉街で多くの店を巡るより、川の景色を眺めながら宿で落ち着いて過ごす旅を考えている方と相性があります。

なお、岩室温泉や湯田上温泉では宿によって送迎条件が異なります。

田上駅から湯田上温泉までは車で約5分が目安ですが、送迎は温泉地全体の共通サービスではないため、宿ごとに確認してください。

駅が近くても帰りの時刻まで確認する

鉄道駅から歩ける温泉地でも、本数が少ない路線では帰りの列車を逃すと待ち時間が長くなります。

そのため、チェックアウトの時刻だけでなく、その後に利用する列車まで決めておくと動きやすいです。

特に冬は悪天候でダイヤに影響が出ることも考えられます。

旅程を分刻みに詰め込まず、乗り換えには少し余裕を持たせておきましょう。

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車なしで新潟の温泉へ行くなら、距離だけでなく乗り換え回数や最寄り駅からの移動も確認しましょう。月岡は直通バス、咲花は駅から徒歩約2分など、公共交通を使いやすい温泉地もあります。

季節とエリアで新潟県の温泉地を選ぶ

雪山と雪景色を眺めながら新潟の露天風呂を楽しむ日本人旅行者

新潟県の温泉旅行は季節によって景色も移動条件も大きく変わります。

特に冬は雪が魅力になる一方、山間部では道路状況が旅程へ影響するため、行きたい温泉地と旅行時期をセットで考えるのがおすすめです。

また、新潟県はエリアごとの違いも大きい県で、海沿いの温泉と標高の高い山間部では、同じ日でも気温や天候が違うことがあります。

服装や移動方法を考えるときは、宿泊するエリアの天気まで確認しましょう。

  • 下越・新潟:月岡・瀬波・岩室・弥彦・咲花など
  • 中越・魚沼:越後湯沢・松之山・蓬平など
  • 上越・妙高:赤倉・関・燕を含む妙高高原温泉郷など
  • 佐渡:佐渡八幡・佐和田・椎崎など

春は弥彦・岩室で花と街歩きを楽しむ

春は雪深い地域より早く動きやすくなる平野部や門前町の温泉が選びやすくなります。

弥彦温泉なら彌彦神社を参拝して周辺を散策し、岩室温泉なら落ち着いた温泉宿で過ごす時間を組み合わせやすいでしょう。

また、冬ほど道路状況を心配せず観光を組みやすくなるため、初めて新潟を車で周遊したい方にも春は選びやすい季節です。

昼は周辺を観光し、夕方から温泉という1泊2日を作りやすくなります。

ただし、新潟の春は時期によって気温差があります。

桜などの開花を目的にする場合は平年の見頃だけで予定を固定せず、出発前にその年の開花状況を確認しておきたいところです。

春は屋外観光と温泉の割合を半々にする

春は真冬ほど宿にこもる必要がないため、温泉だけでなく神社参拝や街歩きに時間を使うと旅行を組み立てやすくなります。

昼間に歩いたあと、夕方から温泉へ入る流れなら季節の良さを感じやすいですね。

一方、朝晩は冷え込む日もあります。

日中の気温だけを見て薄着にせず、羽織れる上着を一枚持っておくと温泉街の散策もしやすくなります。

夏は瀬波・佐渡で海と温泉を組み合わせる

夏は海沿いの温泉が魅力を発揮します。瀬波温泉では海水浴と宿泊を組み合わせやすく、夕方は日本海へ沈む夕日を眺める流れを作れます。

家族旅行なら昼は海で過ごし、夕方以降は宿で休む計画にすると動きやすいです。

さらに佐渡では、佐渡八幡温泉や佐和田温泉、椎崎温泉などがあり、温泉だけでなく佐渡島の金山を訪れたり、海景色や島の食文化を楽しんだりすることで旅行全体を満喫できます。

ただし、佐渡は本土側の温泉地へ行くのとは旅程の考え方が違います。

船の移動時間や島内交通を含めて考える必要があるため、一つの温泉だけを目的にするより、佐渡旅行の宿泊先として温泉を組み込む方が向いています。

夏の海温泉は夕方の時間を空けておく

瀬波や佐渡へ行くなら、夕方まで観光予定を詰め込まない方がおすすめです。

日本海側へ行く大きな目的の一つが夕日なら、日没より前に宿や海岸へ到着できるよう予定を調整しましょう。

また、海水浴をした日は想像以上に疲れます。

子連れ旅行なら夕食直前まで観光を続けるより、早めに宿へ入り、温泉で温まったあとに休憩できる時間を取る方が家族全員で過ごしやすいはずです。

秋は妙高・松之山で山の景色を楽しむ

紅葉を中心に考えるなら妙高や松之山など山間部が候補になります。

温泉へ入る前後に自然散策を加えれば、夏や冬とは違う新潟の景色を楽しめます。

特に妙高は標高差があるため、場所を変えながら秋の自然を楽しみやすいエリアなんです。

観光や散策で少し冷えたあとに温泉へ入る流れも、秋の旅行とよく合います。

また、松之山温泉から大厳寺高原へ向かう際の紅葉も綺麗ですが、私が以前何回か訪問したことがある秋山郷の紅葉も綺麗でしたよ。

もっとも、秋山郷へは松之山温泉から車で1時間ほどかかり、なおかつ道幅が狭いくくねくね道なので、運転が大変になります。

しかし、大変な思いをして行った甲斐があったと思えるほど、山々の紅葉が綺麗なんです。

さらに、道中も古民家や小さな滝などが点々としているため、途中休憩を挟みながら進むことをお勧めします。

秋山郷に残る茅葺き屋根の古民家と山あいの風景
秋山郷の道中で見られる茅葺き屋根の古民家(筆者撮影)

車で少し走っては途中観光、少し走っては途中観光が秋山郷で疲れないためのコツですね。

ちなみに、下記画像は秋山郷へ行った際に撮影したものです。(紅葉の画像は残っていませんでした)

秋山郷の深い緑に囲まれて流れ落ちる滝
秋山郷では道中に小さな滝などの自然景観も楽しめます(筆者撮影)
秋山郷の渓流にある幅広く流れ落ちる滝
岩場を幅広く流れ落ちる秋山郷の滝(筆者撮影)
秋山郷の山あいを流れる岩場の渓流
山深い秋山郷を流れる渓流の風景(筆者撮影)

とはいえ、紅葉の見頃は標高やその年の気象条件によってずれます。

同じ週でも場所によって色づきが違うことがあるため、紅葉を目的に宿泊日を決める場合は直前の情報を確認しましょう。

秋は標高差を意識して服装を決める

山間部では、日中は歩くと暖かくても朝晩に冷え込むことがあります。

温泉街から標高の高い観光地まで同じ日に回るなら、重ね着で調整しやすい服装が便利です。

また、夕方は日没が早くなります。

山道を運転する場合は暗くなる前に宿へ着ける予定を立てると、慣れない土地でも落ち着いて移動できますよ。

冬は越後湯沢・松之山・妙高で雪見温泉

新潟らしい雪景色を温泉と一緒に楽しみたいなら、冬の越後湯沢、松之山、妙高は外せない候補ですね。

越後湯沢は新幹線を利用しやすく、松之山は豪雪地らしい静かな温泉旅を楽しめます。

そして、妙高ならスキーや雪遊びと温泉を組み合わせやすいでしょう。

ちなみに、越後湯沢もスキー場で有名ですが、松之山にもスキー場がありますよ。

もっとも、そんなに大きなスキー場ではありませんが、スキー初級者や中級者であれば思う存分楽しむことが出来ると思いますよ。

青空の下に広がる松之山温泉スキー場のゲレンデ
松之山の雪見温泉とあわせて楽しめるスキー場(筆者撮影)

そこで冬は、温泉地そのものの魅力だけでなく「どうやって宿まで行くか」を先に考えましょう。

雪の季節は交通手段の選択が旅行の快適さを大きく左右します。

そのため車で向かうなら冬用タイヤを前提にし、降雪や通行止めの情報を確認してください。

雪道運転が不安なら、新幹線を使いやすい温泉地や送迎のある宿を優先する方が無理のない計画になります。

雪見温泉は露天風呂の条件も確認する

雪の多い地域へ行けば必ず露天風呂から雪景色が見えるわけではありません。

露天風呂に屋根が付いていたり、眺望が庭側だったりすることもあります。

そのため、雪見風呂が目的なら、宿の浴場写真や客室タイプまで確認しておきましょう。

なお、大雪時には露天風呂が一時的に利用できなくなる可能性もあります。

冬は予定どおりにならないことも考え、食事を楽しめるか、館内で過ごしやすいかといった宿そのものの快適さも見て選ぶのがおすすめです。

  • 春:弥彦温泉・岩室温泉で参拝や街歩き
  • 夏:瀬波温泉・佐渡で海と夕日を満喫
  • 秋:妙高・松之山で紅葉と山の温泉
  • 冬:越後湯沢・松之山・妙高で雪見温泉

泉質を旅の目的にするなら個性派温泉も面白い

有名温泉地を一通り訪れた方なら、泉質や成り立ちを軸に選ぶのも新潟らしい楽しみ方です。

新津温泉は石油掘削中に湧出した源泉を使い、強い石油系の香りで知られており、一般的な温泉のイメージとは違う個性を楽しめる場所です。

また、五頭温泉郷は出湯、今板、村杉という3つの温泉地からなり、天然ラジウムを含む温泉として紹介されています。

佐渡の佐和田温泉には植物由来の有機物を含むモール温泉があり、同じ新潟県内でも湯の成り立ちが違います。

一方、温泉の「美肌」「薬湯」「ホルミシス」といった言葉は、観光上の呼び方と医学的な効果を分けて考える必要があります。

「○○泉だから必ず肌がきれいになる」「病気が治る」といった受け取り方はしないようにしましょう。

泉質名だけでは宿のお風呂は決まらない

同じ温泉地でも、使用する源泉が違ったり、複数の源泉を使っていたりすることがあります。

越後湯沢のように施設によって泉質が異なる温泉地もあるため、「温泉地名=一つの泉質」と考えない方が正確です。

また、露天風呂付き客室を希望する場合は、その客室のお風呂が温泉なのかも確認しておきましょう。

「露天風呂付き客室」と書かれていても、必ずしも温泉を使用しているとは限りません。

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春は弥彦や岩室、夏は瀬波や佐渡、秋は妙高や松之山、冬は越後湯沢など、季節によって魅力が変わります。見たい景色と移動条件を合わせて考えると、新潟らしい温泉旅行を計画しやすくなります。

新潟の温泉地に関するよくある質問(FAQ)

最後に、新潟県の温泉地を選ぶときに迷いやすい疑問をまとめます。

初めての旅行では「結局どこが一番おすすめか」「車がなくても行けるか」「冬以外でも楽しめるか」が気になりますよね。

そこで、目的と交通手段を整理しながら確認してみてください。

新潟県で一番おすすめの温泉地はどこですか?

一つに決めるより、旅行目的から選ぶのがおすすめです。

温泉街を散策したいなら月岡温泉、海と夕日なら瀬波温泉、雪景色なら越後湯沢や松之山、泉質の違いを楽しみたいなら妙高高原温泉郷が候補になります。

また、同行者と現地で何をしたいかを先に決めると選びやすくなります。

新潟駅から近い温泉地はどこですか?

公共交通の分かりやすさなら、新潟駅から直通バスで約60分の月岡温泉が候補です。岩室温泉や湯田上温泉も新潟市から比較的近い一方、最寄り駅から宿まで車移動になる場合があります。

駅から歩く距離を短くしたいなら、JR咲花駅から徒歩約2分の咲花温泉も便利です。

新潟の温泉地は冬以外でも楽しめますか?

冬の雪見温泉は魅力ですが、ほかの季節にも楽しみ方があります。春は弥彦や岩室で街歩きを楽しみ、夏は瀬波や佐渡で海へ出かけ、秋は妙高や松之山で紅葉を見る旅が候補です。

季節によって向いている温泉地が変わるため、「温泉+何を楽しむか」を決めてから行き先を選ぶと計画しやすくなります。

車なしでも新潟の温泉旅行はできますか?

できます。越後湯沢は上越新幹線を利用しやすく、月岡温泉は新潟駅から直通バスがあります。咲花温泉も駅から徒歩約2分です。ただし山間部では宿送迎が必要になる場合もあります。

そのため、予約前に最寄り駅を確認し、送迎時間や予約期限まで見たうえで往復の交通を組んでおきましょう。

宿は温泉地を決めてから予約した方がよいですか?

基本的には温泉地を絞ってから宿を比較すると選びやすくなります。ただし露天風呂付き客室や部屋食など譲れない条件がある場合は、宿から温泉地を決めても構いません。

同じ温泉地でも料金や眺望が異なり、食事や源泉の使い方にも違いがあるため、複数の予約サイトで条件を比べてください。

新潟県の温泉地は旅の目的に合わせて選ぼう

新潟県には、環境省の最新統計で宿泊施設のある温泉地が135か所あります。

これだけ多いと「どこが一番なのか」と迷いますが、一つのランキングで決めるより、旅行時期や景色を考え、交通手段から絞る方が自分に合う場所を見つけやすいです。

この記事のポイント

  • 温泉街を楽しむなら月岡温泉
  • 海と夕日を重視するなら瀬波温泉
  • 雪景色と交通利便性なら越後湯沢温泉
  • 秘湯感と個性的な湯なら松之山温泉
  • 湯色や泉質の違いなら妙高高原温泉郷
  • 神社参拝と街歩きなら弥彦温泉
  • 鉄道駅から歩くなら咲花温泉

そう考えると、失敗しにくい順番は「旅行時期を決める→現地でしたいことを決める→交通手段で候補を絞る→宿を比較する」です。

雪景色を見たいのか、海景色を楽しみたいのか、それとも温泉街や泉質を重視するのかが決まれば、新潟県の温泉地選びはかなり分かりやすくなります。

最後に温泉地が決まったら、宿泊プランを比較してみてください。

料金は日程や人数によって変わり、客室や食事条件でも差が出るため、楽天トラベルやじゃらんなどで同じ条件を見比べるのがおすすめです。

露天風呂の有無や眺望を確認し、食事内容や送迎条件まで見たうえで、自分の旅に合う一軒を選びましょう。

※温泉の泉質や営業時間、送迎、交通情報、宿泊条件などは変更される場合があります。旅行前には各温泉地・宿泊施設・交通機関の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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