せっかくの休日、標高1,800メートルの高地にある万座温泉への旅行を計画しているのに、ネットで検索すると万座温泉 つまらないという言葉が出てきて不安になっていませんか?
温泉街がないとか、アクセスが大変だとか、冬は雪深くて何もできないといった口コミを見ると、本当に行って楽しめるのかなと心配になりますよね。
でも、実はその不便さこそが万座温泉の最大の魅力だったりするんです。
そこで、この記事では、なぜ一部でつまらないと言われてしまうのか、その理由をしっかり分析した上で、私のような温泉好きがどうしてこの場所に惹かれるのか、後悔しないための楽しみ方をお伝えしますね。
万座温泉の観光やアクセスのポイント、冬の注意点などを詳しく解説していきます。
- 万座温泉が不便な理由と対策
- 万座ハイウェーの料金と道路事情
- 日本一の硫黄泉を堪能するコツ
- 退屈させない宿泊施設の選び方
- 周辺スポットを巡るドライブ術
万座温泉がつまらないと感じる構造的な理由

万座温泉に到着してから「思っていたのと違う」となってしまうのは、一般的な温泉街のイメージと現実のギャップが原因かもしれません。
そのため、まずは、なぜつまらないと感じる人がいるのか、その背景にある具体的なポイントを整理してみましょう。
ここを知っておくだけで、心の準備ができてガッカリするのを防げますよ。
コンビニがない万座温泉の観光の注意点
万座温泉に到着して、まず誰もが驚くのが「お店のなさ」です。いわゆる都会の生活圏や、活気ある観光地ならどこにでもあるコンビニやドラッグストアが、ここには一件も存在しません。
「お風呂上がりに冷たいビールをコンビニに買いに行こう」とか「うっかり忘れた日焼け止めをドラッグストアで調達しよう」といった、日常の当たり前が万座温泉では一切通用しないんです。
そこで、一番近いコンビニ(セブンイレブンやローソン)は、麓の万座・鹿沢口駅周辺まで下らなければなりません。
時間にして片道約45分から50分、往復なら1時間半以上も山道を上り下りすることになります。
これは、一度チェックインして「さあ、ゆっくりしよう」と思った後にこの距離を移動するのは、正直言って現実的ではないですよね。
そして、このような不便さが、十分な準備をせずに訪れた方にとっては「何もない、暇すぎる、つまらない」というネガティブな感想に直結してしまう傾向があるんです。
せっかくの旅行で時間を無駄にしないためにも、必要なものはすべて事前に揃えておく必要があります。
山の上での物資調達の難しさ
もちろん、各ホテルの館内には売店がありますが、品揃えはあくまでお土産物が中心で、おにぎりやサンドイッチといった軽食、特定の銘柄の飲み物などは手に入らないことが多いです。
また、山の上という立地ゆえ、輸送コストがかかるためか、商品の価格が街中よりも少し高く設定されていることもあります。
そのため、「コンビニがない」という状況を逆手に取って、自分の好きな飲み物やお気に入りのお菓子、おつまみなどをたっぷり買い込んで「籠もり準備」を完璧にすることをお勧めします。
そして、万座温泉内にはガソリンスタンドがなく、最寄りの給油所も麓の市街地まで行かないとないので、山を登る前にガソリンの残量を必ずチェックしておきましょう。
山道は燃費も落ちやすいので、早めの給油が鉄則ですよ。
万座ハイウェーの料金とアクセスの負担
万座温泉を訪れる際、避けて通れないのが交通費の問題です。
メインルートとなる「万座ハイウェー」はプリンスホテルが運営する私道なので、通行料が発生します。
そして、その料金は普通車で片道1,070円、往復だと2,140円。これ、温泉一回分以上の金額ですよね。
特に「ちょっと温泉に入りに行くだけ」という感覚の観光客からすると、このコスト負担が心理的なハードルになり、「高いお金を払ってわざわざ来たのに、何もなかった」という不満に繋がってしまうことがあるんです。
また、道中はひたすら山道が続き、急カーブや勾配も多いため、運転に不慣れな方や車酔いしやすい方にとっては、到着するまでに疲れてしまうこともあるかもしれません。
でも、この料金を払うからこそ、日本屈指の標高にある秘境が守られているという側面もあります。
そのため、車で訪れる際は、単なる移動手段としてではなく、眼下に広がる景色や移り変わる木々の様子を楽しむ「絶景ドライブ」の一部だと考えるのが、気持ちよく過ごすコツかなと思います。
万座へのアクセスをスムーズにするためには、事前のルート確認と小銭の用意が欠かせません。
往復2,140円のコストをどう捉えるか
往復の通行料を考えると、日帰り入浴だけで済ませるよりも、宿泊してたっぷりとこの地の空気を味わう方が、トータルのコスパは良くなる気がします。
また、ハイウェーの料金所は現金払いのみとなっている点にも注意が必要です。
最近はキャッシュレス決済が普及していますが、ここでは千円札や小銭が活躍するため、到着直前で慌てないように、お財布の中身を確認しておいてくださいね。
| 車種区分 | 片道料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 普通車 | 1,070円 | 現金払いのみ。領収書は大切に。 |
| 軽自動車・二輪車 | 750円 | バイクツーリングでも人気。 |
| マイクロバス | 2,650円 | 団体・グループでの利用時。 |
山道での長距離走行になるので、出発前には車の点検とメンテナンスを済ませておくと安心です。
特にブレーキやタイヤの状態は、険しい峠道において安全を左右する重要なポイントになりますからね。
冬の通行止めによる移動の制限と閉鎖感

万座温泉が最もその厳しさと美しさを増すのが冬のシーズンで、例年11月中旬から4月下旬頃にかけて、周辺の主要な道路である「志賀草津高原ルート(国道292号線)」などが冬期閉鎖に入ります。
この期間、万座温泉へアクセスできるのは実質的に「万座ハイウェー」一本のみ。
つまり、草津温泉側から山を越えてくることができなくなるため、まさに「陸の孤島」のような状態になるんです。
この移動の自由のなさが、アクティブ派の人にとっては閉鎖的に感じられ、「冬の万座はつまらない」と言われる要因の一つになっています。
しかし、閉鎖されるということは、それだけ手付かずの雪景色が守られるということでもあります。
窓の外は一面の銀世界で、車の音もほとんど聞こえない静寂。そんな環境で入る雪見露天風呂は、一度経験すると忘れられません。
ただし、この時期の訪問には相当な覚悟と準備が必要で、路面は完全に凍結または積雪しており、スタッドレスタイヤはもちろん、四輪駆動車でない場合はチェーンの携行も推奨されるほど。
この「物理的な厳しさ」があるからこそ、辿り着いた時の感動が大きくなるんですよね。
志賀草津高原ルートの閉鎖期間と影響
冬期閉鎖の期間中は、草津温泉と万座温泉をハシゴしようと思っても、一度大きく山を迂回しなければなりません。
通常なら車で1時間程度の距離が、倍以上の時間がかかることもあるため、冬の計画を立てる際は、この道路規制情報を把握しているかどうかが成功の分かれ目になります。
なお、正確な通行規制や路面状況については、自治体の最新情報を確認するのが一番です。
特に冬場は吹雪で一時的に通行止めになることも珍しくないため、出発前に必ずチェックしましょう。(出典:群馬県『冬期閉鎖路線・規制情報』)
それと、もし雪道運転に自信がない場合は、各ホテルが運行している送迎バスや、公共の路線バスを利用するのも賢い選択です。
プロの運転に身を任せて、真っ白な世界に飛び込むのも冬ならではの贅沢な過ごし方ですね。
娯楽施設や射的場がない物足りなさ
「温泉旅行=温泉街の散策」と考えている人にとって、万座温泉は最大の期待外れスポットかもしれません。
草津や伊香保、箱根といった有名温泉地には、必ずと言っていいほどお土産屋さんが軒を連ね、射的場やカフェ、居酒屋、足湯などが点在する「中心街」があります。
そして、浴衣に着替えてカランコロンと下駄を鳴らしながら歩く、あの楽しさを期待して万座に来ると、あまりのギャップに呆然としてしまうかもしれません。
また、万座温泉にあるのは、舗装された道路の脇に宿がポツン、ポツンと並んでいるだけで、夜になれば辺りは真っ暗で、街灯もまばらです。賑やかなネオンもなければ、呼び込みの声もしません。
そのため、この徹底した「娯楽の欠如」が、若者や賑わいを求める層には「暇すぎて何をしていいか分からない」と感じさせてしまうんです。
でも、考えてみてください。都会の喧騒から離れるために温泉に来たのに、そこでもまた人混みやお店の行列に疲れるのって本末転倒だと思いませんか?
万座は「何もしない贅沢」を極めるための、まさに大人の隠れ家なんです。
温泉街の情緒と万座の荒涼とした美しさの違い
万座には温泉街の代わりに、地球の息吹を感じられる「空吹(からぶき)」や「湯畑」があります。
地面から轟々と水蒸気が吹き出し、硫黄の香りが立ち込めるその光景は、観光地として整備されたそれとは一線を画す、荒々しい自然の姿です。
そこで、お店を巡るのではなく、こうした「地球が生きている証」を観察する。そんな知的好奇心を刺激する旅のスタイルに切り替えると、万座は一気に面白い場所になりますよ。
静寂の中で耳を澄ませば、風の音や鳥の声、そして温泉が湧き出す音だけが聞こえてくる。そんな環境こそが、最高の娯楽だと言えるのではないでしょうか。
万座温泉の楽しみ方
- 温泉街の代わりに「空吹」や「湯畑」の自然景観を楽しむ
- お店巡りではなく「館内での寛ぎ」に重点を置く
- 夜は外に出るのではなく、静かに星を眺める時間にする
- 「消費」する観光から「観察」する観光へ視点を変える
飲食店が少なく夜の楽しみが限定される点
「今夜は地元の美味しいお店を予約して」という計画は、万座温泉ではほぼ不可能です。
なぜなら、ホテルの外に飲食店がほとんど存在しないからです。
昼間なら一部のホテルでカレーやラーメンなどの軽食を提供していることがありますが、夜間営業している独立したレストランや居酒屋はありません。
このため、万座での食事は基本的に「宿泊するホテルの食事処」一択となります。
そこで、これがなぜ「つまらない」という評価に繋がるかというと、選択肢の少なさが「自由を奪われた」ように感じてしまうからかもしれません。
特に、素泊まりプランで安く済ませようとした場合、夕食時に途方に暮れることになります。
そのため、結局ホテルの売店でカップラーメンを買って済ませるなんてことになったら、せっかくの旅行も少し寂しい気持ちになりますよね。
つまり、万座を楽しむなら、最初から「食事自慢の宿」を選び、フルコースやビュッフェを心ゆくまで堪能する準備をしておくことが重要なんです。
ホテルの食事プランを重視すべき理由
万座のホテルは、外に飲食店がないことを熟知しているため、館内の食事には非常に力を入れています。
地元のブランド豚である上州麦豚を使った料理や、嬬恋村の新鮮な高原野菜をふんだんに使ったメニューなど、その土地ならではの味覚が楽しめます。
特にビュッフェスタイルを採用している宿では、種類の多さに圧倒されることも。
夜の楽しみが「食」と「お風呂」に集約される分、そのクオリティをどこまで追求できるかが満足度を左右します。
ちなみに、万座温泉で素泊まりを選択するのは、相当な準備(食材の持ち込みなど)がある場合を除いておすすめしません。
そのため、周辺に飲食店がないため、必ず夕食と朝食がセットになったプランを予約するようにしましょう。
夜の自由な食べ歩きができない代わりに、豪華な夕食の後は浴衣のままお部屋でゆっくりお酒を飲んだり、静かに読書を楽しんだり。
そんな「籠もり旅」の魅力を知ることで、飲食店がない不便さはむしろプラスの要素に変わりますよ。
また、お風呂上がりに楽しみたいお酒やジュースは、事前にお気に入りを用意しておくのがM流の楽しみ方です!
miku万座温泉をつまらないと感じる主な要因は、コンビニや娯楽施設がない物理的な不便さと期待値のギャップにあります。都市型の利便性を求めると物足りないかもしれませんが、事前の準備と「何もない贅沢」を楽しむ心の余裕があれば、評価は一変するはずです。
万座温泉がつまらないという評価を変える秘訣


ここまでは「ないものねだり」をするとガッカリするというお話をしてきましたが、ここからは万座温泉が誇る「世界クラスの価値」についてお話ししますね。
これを知れば、万座温泉がつまらないなんて言葉はどこかに飛んでいってしまうはず。
私自身、何度か通う中で気づいた、万座を120%満喫するための秘訣を公開しちゃいますね。
万座温泉の日進舘で楽しむ早朝散歩の魅力
万座温泉を代表する老舗宿「日進舘」さん。ここは湯治の伝統を守りつつも、宿泊客を飽きさせない工夫が随所に散りばめられているんです。
中でも私が一番大好きなのが、毎朝6時(季節により変動あり)から開催される「早朝散歩」プログラムです。
これ、ただ歩くだけじゃなくて、専門のガイドさんが同行してくれる本格的なツアーなんですよ。
そこで、参加者はロビーに集合して、まずは軽く準備体操。そこから約1時間、万座の山々や「空吹」のビュースポットを巡ります。
自分一人で歩いていたら通り過ぎてしまうような足元の小さな高山植物についても、「これは〇〇という花で、この時期にしか咲かないんですよ」と丁寧に解説してくれます。
朝のひんやりとした空気の中で聞く万座の歴史や地形の話は、どんなガイドブックを読むよりも心に残ります。
そして、散歩から戻った後の体は程よく温まり、そこから入る朝風呂の気持ち良さと言ったら最高。
これだけでも、万座に来た価値があったなとしみじみ感じられるはずです。万座温泉の日進舘を拠点にすれば、観光の幅がグッと広がります。
ガイドが教える高山植物と地形の秘密
万座温泉は国立公園内にあるため、貴重な植物の宝庫であり、初夏にはコマクサ、秋にはリンドウなど、季節ごとに表情を変える自然を間近で感じられます。
また、万座の地形がいかにして形成されたかという火山のお話も、実際にその場所に立って聞くと迫力が違います。
このように、こうした「学び」のある体験は、単なる娯楽施設での遊びよりもずっと記憶に深く刻まれます。
「やることがない」どころか、朝から晩まで自然の驚きでいっぱいになること間違いなしです。
早朝散歩は無料で参加できる場合が多いので、宿泊される際はぜひチェックしてみてくださいね。
早朝散歩で見られる主なポイント
- 空吹(からぶき)展望台からの絶景
- 万座川沿いのせせらぎと高山植物
- 万座名物の「湯畑」源泉エリア
- 運が良ければカモシカなどの野生動物との出会い
日本一の硫黄濃度を誇る源泉の圧倒的な質
温泉好きにとって、万座温泉を訪れる最大の目的はこれに尽きます。
万座温泉は硫黄濃度が日本一と言われており、その濃さは一目瞭然なんです。
そして、お湯はエメラルドグリーンや乳白色に輝き、鼻をくすぐる硫黄の香りが「あぁ、温泉に来たんだ」という実感を最高潮に高めてくれます。
このお湯に浸かるためだけに、何時間もかけて山を登ってくる価値があるんです。
また、硫黄泉と聞くと、肌にピリピリくる強烈なお湯を想像するかもしれませんが、万座の源泉は意外にもマイルドで肌あたりが柔らかいのが特徴。
もちろんpH値は低めの酸性ですが、草津温泉のような強酸性とはまた違った、身体を優しく包み込んでくれるような感覚があるんです。
そのため、浸かっているそばから肌がしっとりしてくるのを感じられ、その温まり方は感動モノ。
湯冷めしにくいので、寒い冬でもいつまでもポカポカが続きます。これこそが「本物の温泉力」なんですよね。
マイルドな酸性と美肌効果のメカニズム
万座温泉の泉質は主に「酸性・含硫黄−マグネシウム・ナトリウム−硫酸塩温泉」などですが、簡単に言うと「汚れを落として潤いを与える」という、美肌にはたまらない成分が凝縮されているんです。
硫黄には血行を促進し、老廃物を排出する働きがあると言われているので、デトックスを期待する女性にも大人気。
そして、標高1,800メートルの新鮮な空気の中で、この極上の湯に身を任せる。これ以上のエステがあるでしょうか?
「つまらない」どころか、自分の心と体がリセットされていく、かけがえのない時間を過ごせますよ。
また、万座温泉には複数の宿泊施設があり、それぞれが異なる源泉を引いていることもあります。
「湯めぐり手形」を購入すれば、800円の木札で各宿の立ち寄り入浴が500円(通常は1,000円〜)で楽しめるようになります。
色の濃さや香りの違いを自分の肌で感じる「利き湯」体験は、万座ならではの知的な遊びですよ。
標高1800メートルの気候療法と避暑効果


皆さんは、「気候療法」という言葉を聞いたことがありますか?
標高1,000メートルから2,000メートルの中高地は、低気圧・低酸素の環境が適度に心肺機能を刺激し、免疫力を高める効果があると言われているんです。
そして、万座温泉はその絶妙なラインである1,800メートルに位置しており、ただここに滞在して呼吸をしているだけで、体に良い影響があるなんて、ちょっと凄くないですか?
特に夏場の万座は、日本最強の避暑地と言っても過言ではなく、下界が35度、40度と記録的な猛暑に喘いでいる時でも、万座では気温が25度を超えることは稀です。
窓を開ければ天然の冷気が入り込み、夜には布団が必要なほど涼しくなります。
また、エアコンの風ではなく、高地の自然な風に吹かれて過ごす時間は、心身の疲れを根こそぎ奪い去ってくれます。
この「快適な気温」というだけで、都会の人にとっては最大級の贅沢であり、エンターテインメントなんです。
夏でも25度以下!天然のエアコン環境
夏の万座は、まさに「天然の冷蔵庫」。日差しは強いですが、湿度が低いためカラッとしていて、木陰に入れば驚くほど涼しいです。
この環境を利用して、ホテルではバルコニーで読書を楽しんだり、周辺の「語らいの森」をゆっくり散策したりといった、静かなアクティビティが推奨されています。
そして、汗をかかずに大自然を満喫できるのは、この標高ならではの特権。
猛暑から逃げ出して、命の洗濯をする。そんな目的で万座を訪れれば、「やることがない」という贅沢を噛み締めることができますよ。
| 月 | 最高気温(目安) | 最低気温(目安) | おすすめの服装 |
|---|---|---|---|
| 8月 | 22℃ | 14℃ | 半袖+薄手のパーカー(夜間用) |
| 10月 | 11℃ | 2℃ | 厚手のコート・フリース |
| 1月 | -5℃ | -12℃ | 完全防寒具・ダウン・手袋・耳当て |
| 5月 | 13℃ | 3℃ | ジャケット・セーター(まだ雪が残ることも) |
混浴露天風呂や満天の星空を楽しむ宿泊術
万座温泉の夜のメインイベントは、何と言っても「星空」で、周辺に大きな街がなく、標高も高いため空気が澄み切っており、驚くほど近くに星を感じることができます。
そこで、各ホテルではこの星空を最大限に楽しむための工夫がなされています。
例えば「万座プリンスホテル」や「万座高原ホテル」の露天風呂。ここから眺める夜空は、まさに天然のプラネタリウムです。
また、万座名物の「混浴露天風呂」に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心を。
最近は、専用の「湯浴み着」の着用が義務付けられていたり、レンタルできたりする宿がほとんどです。
これなら女性でも人目を気にせず、カップルやご家族で同じ景色を共有しながら温泉に浸かることができます。


そして、真っ暗な夜の静寂の中、湯けむりの向こうに輝く銀河系を眺めながら大切な人と語り合う時間は、どんな高級レストランのディナーよりもロマンチックですよ。
星に一番近い温泉というキャッチコピーは、決して大袈裟ではありません。
湯浴み着で安心!家族で過ごす至福のひととき
混浴といっても、万座のそれは「家族の絆を深める場所」という雰囲気で、小さなお子さんからお年寄りまで、皆が湯浴み着を着て和やかに絶景を楽しんでいます。
特におすすめは、夕暮れ時から夜に変わる「マジックアワー」の時間帯で、空が深い青から黒へと染まり、一つ、また一つと星が灯っていく様子を温泉に入りながら眺めるのは至福の極みです。
また、星空ガイドによる鑑賞ツアーを行っている宿もあるので、星座に詳しくなくても大丈夫。1,800メートルの夜を、全身で満喫しちゃいましょう。
それと、混浴のマナーについては、各施設のルールを事前に確認してくださいね。
湯浴み着のレンタル代がかかる場合もあるので、小銭を用意しておくと安心です。
そして、女性の方は、髪をまとめたり、お風呂上がりの保湿ケアアイテムを用意したりしておくと、より快適に過ごせます。
嬬恋キャベツ畑や鬼押出し園への周遊
万座温泉周辺の魅力を語る上で、車での周遊は絶対に外せません。
温泉地そのものが静かすぎるなら、ちょっとだけハンドルを握って外の世界を見に行きましょう。
車で15分から20分ほど坂を下ると、そこには万座の荒涼とした景色とは正反対の、目に鮮やかな「嬬恋高原キャベツ」の一大パノラマが広がっており、見渡す限りの緑の絨毯は、まさに圧巻の一言です。
特に、「つまごいパノラマライン」は、ドライブ好きなら一度は走ってほしい名道。
信号がほとんどなく、緩やかなカーブとアップダウンが続く道は、まるで海外のハイウェイを走っているような開放感があります。
また、途中の「愛妻の丘」では、壮大な浅間山をバックにキャベツ畑を眺めることができ、写真映えもバッチリです。
温泉でデトックスした後に、この圧倒的な開放感を味わう、これぞ大人の休日の完成形だと思いませんか?
このように、周辺のスポットを巡ることで、万座温泉がつまらないという不安は完全に解消されるはずです。
愛妻の丘から望む浅間山の絶景パノラマ
愛妻の丘は、文字通り「妻を愛する男性たちが叫ぶ」イベントでも有名な場所ですが、普段はとても静かな展望スポットです。
ここから眺める浅間山は、裾野が広く優雅で、地球のエネルギーを再認識させてくれます。
また、近くの「鬼押出し園」まで足を伸ばせば、1783年の大噴火で流出した溶岩が作り出した、荒々しく奇妙な岩々の世界を散策できます。
このように、万座の温泉、嬬恋のキャベツ畑、そして鬼押出しの溶岩。この三つのコントラストを楽しむのが、このエリアを遊び尽くす上級者のルートです。
| 観光スポット名 | 万座温泉からの距離 | 滞在時間の目安 | ここがイチオシ! |
|---|---|---|---|
| 愛妻の丘 | 約12km(車で20分) | 15〜30分 | キャベツ畑越しの浅間山。ベンチでゆっくり。 |
| 鬼押出し園 | 約25km(車で40分) | 60〜90分 | 世界三大奇勝の一つ。独特の岩と高山植物。 |
| 嬬恋牧場 | 約10km(車で15分) | 30〜60分 | 濃厚なソフトクリームが絶品。眺望も最高。 |
もし、賑やかな雰囲気が恋しくなったら、車で約60分の草津温泉へ食べ歩きに行くのもアリですね。
草津の賑わいで元気をもらってから、静かな万座に戻って眠りにつく。そんな贅沢な使い分けができるのも、車旅ならではの楽しみです。



万座温泉がつまらないという誤解は、日本一の硫黄泉や標高1,800メートルの絶景を知ることで解消されます。宿のプログラム活用や周辺のキャベツ畑へのドライブを組み合わせれば、他では味わえない最高の癒やしと、感動に満ちた旅になること間違いなしですよ。
よくある質問(FAQ)
万座温泉への旅行を計画する際、不安や疑問はつきものですよね。
特に「つまらない」というキーワードで検索している方は、現地のリアルな状況を知りたいはず。
そこで、ここでは、よくある質問をピックアップして、私なりのアドバイスを添えてお答えしますね。
Q1:温泉の硫黄の臭いは衣類に残りますか?
はい、間違いなく残ります!万座の硫黄は非常に濃厚なので、お湯に直接触れなくても、脱衣所に置いておくだけで衣類に臭いが移ることがあります。特にお気に入りの高級な服や、臭いが取れにくいウール素材などは避けたほうが無難です。私はいつも、洗濯しやすい綿素材の服や、多少臭いがついても気にならない「温泉専用ウェア」で行くようにしています。また、銀製品は一瞬で真っ黒になるので、指輪やネックレスは必ず外しておきましょう。
Q2:現地で携帯電話の電波やWi-Fiは使えますか?
各ホテルの館内であれば、概ね無料のWi-Fiが完備されていますし、ドコモ、au、ソフトバンクなどの主要キャリアの電波もロビーや客室では入ることが多いです。ただし、山間部ということもあり、建物内の奥まった場所や、ホテルの外の散策路、万座ハイウェーの移動中などは電波が不安定になったり圏外になったりする箇所があります。「デジタルデトックス」を兼ねて訪れるのが一番ですが、お仕事などで連絡が必要な方は、事前に宿のWi-Fi状況を詳しく確認しておくことをおすすめします。
Q3:電気自動車(EV)の充電スタンドはありますか?
万座温泉内には、急速充電スタンドが設置されている箇所は非常に限られています。一部のホテルに普通充電器が設置されていることがありますが、宿泊者専用であったり、事前予約が必要だったりする場合が多いです。電気自動車でお越しの際は、麓の嬬恋村や長野原町の市街地にある急速充電スポットで、山を登る前に「フル充電」にしておくのが鉄則です。上り坂は想像以上にバッテリーを消耗しますので、残量には十分余裕を持って計画を立ててくださいね。
万座温泉がつまらないという誤解を解くまとめ
さて、ここまで万座温泉の「不便さの裏にある贅沢」をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
「つまらない」という評価は、あくまで都会的なサービスを期待した場合の話。
万座の本質を知り、適切な準備をして訪れる人にとって、ここは日本で最も豊かで、感動に満ちた温泉地の一つなんです。
そこで、最後に、後悔しないためのポイントをまとめておきますね。
万座温泉がつまらないというキーワードが、あなたにとって「最高の秘境」を見つけるきっかけになれば嬉しいです。
- コンビニがないので、飲み物やお菓子は麓で買い込んでおく!
- 万座ハイウェーの料金は現金で準備。お財布に千円札を!
- 食事なしプランは避ける。宿の自慢料理を堪能するのが正解!
- 早朝散歩や星空鑑賞など、宿のアクティビティに積極的に参加する!
- 「何もしない」を楽しむ心の余裕を持って、スマホを置いて温泉に浸かる!
- 正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
万座温泉は、自分をリセットしたい時、地球のエネルギーをチャージしたい時に、これ以上ない場所です。
不便さを楽しみ、自然と向き合う、そんな旅の醍醐味を、ぜひ万座で味わってみてくださいね。
※本記事に記載されている各種情報は、記事執筆時点でのものなので、その後変更されている場合があります。そのため、正確な情報は必ず各旅館やホテルの公式サイト等で再確認してくださいね。









