群馬の名湯をハシゴしたいけれど、草津温泉から万座温泉へのアクセスはどうすればいいのか、冬の行き方は大丈夫なのかと悩んでいませんか?
標高の高い山岳道路を通るため、バスの乗り継ぎや道路の通行止め、さらには草津白根山の火山規制など、事前に知っておくべきポイントがたくさんあります。
そこで、この記事では、自家用車や公共交通機関での最適な移動方法から、季節ごとの注意点まで、私が調べた情報を分かりやすくお伝えしますね。
- 季節ごとの最適な移動ルート
- バス利用時の乗り継ぎのコツ
- 通行止めや火山規制の状況
- 草津と万座の泉質や魅力比較
- 冬の雪道走行に必要な装備
草津温泉から万座温泉へのアクセスと移動手段の基本

草津温泉から万座温泉までは、直線距離こそ近いものの、険しい山岳地帯を越える必要があります。
季節や火山活動の状況によって通れる道がガラリと変わるため、まずは基本的な移動手段とルートの特徴を押さえておきましょう。
標高1,200メートルの草津から、1,800メートルの万座へと駆け上がる道のりは、まさにスカイラインの名にふさわしい絶景が待っています。
ただし、その分だけ自然の厳しさも隣り合わせ。特に車で移動する場合は、時期によって通行できる道が完全に分断されることもあるんです。
また、公共交通機関派の方も、冬場はダイヤが大幅に変わるので注意が必要ですね。
車での移動と万座ハイウェーの通行料金
車で自由に移動できるのは、やっぱり温泉巡りの醍醐味ですよね。
特に草津温泉から万座温泉へのドライブは、標高が上がるにつれて景色がダイナミックに変化していくので、運転していても全然飽きないんです。
そして、火山規制や冬季閉鎖でメインの国道が通れない時に、私たちの強い味方になってくれるのが「万座ハイウェー」です。
この道路はプリンスホテルが管理している民間の有料道路で、非常にメンテナンスが行き届いているのが魅力。
山岳道路に慣れていない私のようなドライバーでも、路面が比較的広くて走りやすいなと感じます。
| 車両区分 | 通行料金(片道) | 備考 |
|---|---|---|
| 普通車 | 1,070円 | 軽自動車も同額 |
| マイクロバス | 2,650円 | 団体旅行など |
| 二輪車(125cc超) | 750円 | 125cc以下は通行不可 |
入り口は嬬恋村の三原地区にあり、草津温泉からは一度山を降りるような形で国道144号・145号を経由して向かいます。
通行料金の1,070円は、絶景と「確実に万座へたどり着ける安心感」への投資だと思えば、決して高くはないかなと思います。
ただし、支払いは現金のみ(2026年現在)の場合が多いので、小銭や千円札を準備しておくとスムーズですよ。
また、この道は夜間も通行可能ですが、街灯がほとんどないので夜の運転はかなり緊張しますし、野生のシカやカモシカが飛び出してくることもあるので、スピードの出し過ぎには本当に注意してくださいね。
山岳道路を走る前にチェックしたい給油ポイント
意外と見落としがちなのがガソリンの残り残量で、草津温泉街を抜けて万座方面へ向かう山岳区間に入ると、ガソリンスタンドは一軒もありません。
また、急な登り坂が続くため、平地よりもずっと早く燃料を消費してしまいます。「まだ半分あるから大丈夫」と思っていても、標高差のある道を走ると予想以上に減りが早いんです。
そのため、草津温泉街にある「apollostation」や「ENEOS」が最後の砦であり、ハイブリッド車やEV(電気自動車)の方も、バッテリー残量には余裕を持って出発するのがおすすめですね。
志賀草津高原ルートの絶景と通行可能期間
「日本で一番高い場所を通る国道」として有名なのが、国道292号、通称志賀草津高原ルートです。
ここは本当に、日本とは思えないような絶景の連続で、草津温泉から殺生河原を抜け、標高2,172メートルの「日本国道最高地点」を通過して万座へと至るルートは、まさに「雲の上のドライブ」そのもの。
森林限界を超えて視界が開けた瞬間、エメラルドグリーンの白根山や遠くの北アルプスまで見渡せる日は、最高に幸せな気分になれます。
そして、このルートは通行無料ですが、開通しているのは例年4月下旬から11月中旬までで、それ以外の期間は雪の壁に閉ざされた深い眠りにつきます。
また、火山活動が活発になると、夏場でも急に通行止めになることがあります。
それと、開通直後の4月下旬から5月上旬にかけては、道路の両脇に数メートルの雪の壁がそそり立つ「雪の回廊」を楽しむことができます。
これは、この時期だけの特別な体験ですが、標高2,000メートルを超える場所なので、ゴールデンウィークでも路面凍結や突発的な降雪があることも。
なお、夏場は避暑に最適ですが、天候が急変しやすく霧が発生しやすいので、ライトの点灯を忘れずに安全運転を心がけましょう。
春の風物詩「雪の回廊」を通り抜ける感動
4月の開通直後にだけ見られる「雪の回廊」は、一度は見てもらいたい光景ですね。
特に、志賀草津高原ルートの最高地点付近では、見上げるほどの真っ白な壁の間を駆け抜けることができます。
そのため、この時期に草津温泉から万座温泉へ向かうなら、あえて遠回りをしてでも通る価値がありますよ。
ただし、あまりの美しさに脇見運転をしてしまうのは禁物です。
駐車場以外の場所に車を止めて写真を撮るのは、後続車の迷惑になるだけでなく事故の原因にもなるので、決められた展望スポットを利用するようにしましょうね。
冬季の草津温泉から万座温泉へのルートと注意点

11月中旬を過ぎると、志賀草津高原ルートは長い冬の閉鎖期間に入るため、草津温泉から万座温泉へのアクセスは、実質的に万座ハイウェー経由のみとなります。
冬の万座は、日本でも有数の豪雪地帯。草津温泉で「今日は少し雪が舞っているな」という程度でも、標高が600メートル高い万座では吹雪で視界が真っ白(ホワイトアウト)になっていることも珍しくありません。
そのため、冬の移動は、何よりも「装備」が命です。スタッドレスタイヤの装着は必須条件ですし、4WD車でない場合は金属チェーンを携行すること。
そして、一旦スリップして止まってしまうと、坂道発進ができず立ち往生してしまいます。

また、万座ハイウェーはプリンスホテルの除雪隊が昼夜を問わずメンテナンスしてくれているので、道路状況はかなり良いほうですが、それでも路面凍結は避けられません。
特に、日陰になるカーブなどは見た目が黒くても「ブラックアイスバーン」になっている可能性があるので、急ブレーキや急ハンドルは絶対に避けてください。
さらに、万座温泉に宿泊する場合、一晩で車が雪に埋まってしまうこともあります。車を降りる時はワイパーを立てておくのを忘れずに。
ホワイトアウトに備える冬のドライブの知恵
もし運転中に吹雪に見舞われ、前が見えなくなった時は、ハザードランプを点灯させて速度を極限まで落とし、前の車のテールランプや道路脇の視線誘導灯(デリニエーター)を頼りに進むしかありません。
どうしても危険を感じたら、無理をせず広いスペースを見つけて一時待機する勇気も必要です。
その際、マフラーが雪で埋まると一酸化炭素中毒の危険があるので、エンジンをかけたままにする場合はこまめに排気口周りを除雪するようにしてくださいね。
路線バスの乗り継ぎ方法と最新の時刻表
「雪道の運転は自信がないな」という方や、のんびり車窓を楽しみたい方には路線バスがおすすめです。
ただし、草津温泉から万座温泉へのバス移動は、季節によってシステムが完全に変わるという点だけはしっかり覚えておいてください。
そこで、夏場(4月下旬〜11月上旬)は、西武観光バスが草津温泉バスターミナルから万座温泉まで直通便を運行してくれます。
これなら乗り継ぎなしで45分ほどで着くので、とっても楽ちんですよね。
| 利用時期 | 主な移動ルート | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 夏季(4月〜11月) | 草津温泉〜万座温泉(直行) | 約45分 | 火山規制時は迂回あり |
| 冬季(11月〜4月) | 草津〜万座・鹿沢口駅〜万座温泉 | 計90分以上 | 乗り継ぎが必要 |
問題は冬場です。直行便がなくなるため、一度「万座・鹿沢口駅」まで下りてから、万座温泉行きのバスに乗り換える必要があります。
この乗り継ぎ、タイミングが悪いと駅で1時間以上待つこともあるため、事前に西武観光バスや上田バスの最新時刻表を確認して、綿密なスケジュールを立てることが成功の秘訣ですね。
なお、運賃は片道で1,500円〜2,000円程度。小銭を用意しておくか、交通系ICカードが使えるかどうかも事前にチェックしておくのがおすすめです。
バスの待ち時間を楽しく過ごすコツ
万座・鹿沢口駅での乗り継ぎ時間は、駅前の観光案内所を覗いたり、近くの小さなお店で地元の特産品を探してみる時間に充てるのがおすすめです。
もし待ち時間が長い場合は、長野原草津口駅まで戻って休憩するのも一つの手かも。
また、バスの車窓からは、自分では運転中になかなか見られない渓谷の景色が楽しめるので、カメラを片手にゆったりとした時間を楽しんでください。
草津白根山の火山警戒レベルによる通行止め情報
草津と万座の間にそびえる「草津白根山」は、今も活動を続けている活火山です。
2025年8月に噴火警戒レベルが「2」に引き上げられて以来、白根山頂付近の道路状況は厳しく制限されています。
そして、2026年現在も、殺生ゲートから万座三差路までの区間は、火山ガスの危険や噴火の恐れがあるため、当面の間、全面通行止めとなっています。
この規制、実は天気とは関係なくずっと続いているものなので、観光客にとっては一番の要注意ポイントなんです。
なお、最新の規制情報は、必ず一次情報源である公的機関の発表を確認するようにしてください。(出典:群馬県『国道292号(志賀草津道路)の通行規制について』)
また、かつての観光の主役だった「湯釜」も、現在は近づくことができません。
このレベル2の状態では、道路を通行できたとしても「窓を閉めて停車厳禁」という厳しい条件が付くことがほとんど。
それと、火山ガス(硫化水素)は目に見えませんが、卵が腐ったような特有の臭いが強くなったら、速やかにその場を離れるようにしましょう。
自然のエネルギーを感じられる場所だからこそ、私たちはそのルールを誠実に守って楽しむ必要がありますね。
火山警戒レベル「2」が旅行計画に与える影響
警戒レベルが2になると、国道292号の一部が通行禁止になるだけでなく、周辺のハイキングコースや遊歩道もすべて閉鎖されます。
これにより、万座しぜん情報館前の登山道なども立ち入り禁止。せっかく楽しみにしていたのにとガッカリするかもしれませんが、これは命を守るための措置です。
代わりに万座ハイウェー側の景色を楽しんだり、万座温泉の濃厚なにごり湯で火山パワーをチャージしたりと、計画を柔軟に変えるのが大人の旅行スタイルかなと思います。
miku草津から万座は近いようで自然のルールが厳しい道のり。無料の絶景ルートは冬季や火山規制で通れないことが多いので、万座ハイウェーの活用や複雑なバスの乗り継ぎ確認が必須ですね。安全装備を整え最新情報をチェックして賢く移動するのが旅を成功させるコツですよ。
草津温泉から万座温泉へ行く前に知りたい泉質の違い


「どっちも群馬の強いお湯でしょ?」と思われがちですが、実際に浸かり比べてみると、その差に驚くはず。
草津は「都会の喧騒を忘れさせる刺激的なお湯」、万座は「標高1,800メートルの静寂の中で身体を包み込む癒しのお湯」なんです。
そして、この両者は同じ火山系なのに、これほどまで表情が違うのは、温泉工学的にもとっても興味深いポイント。
そこで、それぞれの特徴を知ることで、あなたの体調や気分にぴったりの温泉がどちらなのかが見えてくるはずですよ。
標高差600メートルが生む気温の変化と服装の選び方
草津温泉(標高1,200m)から万座温泉(1,800m)へ移動すると、気温はガクンと下がります。
一般的に標高が100メートル上がるごとに気温は約0.6度下がると言われているので、計算上だけでも3.6度以上の差が出るんですね。
ちなみに、実際には、万座は吹きさらしの高原にあるため、体感温度はもっと低く感じます。
5月や6月の草津が「初夏の陽気で気持ちいい」日でも、万座に行くと「まだ冬の寒さが残っていてジャケットが手放せない」なんてことがよくあります。
そして、万座温泉は「本州で最も星に近い温泉」とも呼ばれる高地であり、真夏でも朝晩は10度前後まで冷え込むことがあるので、半袖だけで行くのは少し無謀かもしれません。必ず「もう一枚」の羽織るものを持っていきましょう。
特に注意したいのが、お風呂上がりの服装です。強い酸性の温泉は身体を芯から温めてくれますが、その分だけ毛穴が開いて汗もたくさんかきます。
また、万座の冷たい空気にそのまま触れると、一気に体温を奪われて「湯冷め」の原因に。脱ぎ着しやすいカーディガンや、首元を冷やさないストールは大活躍します。
冬場なら、耳まで隠れるニット帽や手袋も、お風呂上がりの移動には必須アイテムですね。
湯上がり後の急激な冷え込み「湯冷め」を防ぐコツ
温泉大好きの私からアドバイス。万座のような高地では、お風呂から上がった後、すぐに外に出ず、脱衣所やロビーで15分くらい身体を休めてから移動するようにしてください。
また、足元を冷やさないように厚手の靴下を履くのも効果的。
お湯が強力な分、身体への負担も大きいので、水分補給もしっかりして、ゆっくりと外の気温に慣らしていくのが、風邪を引かずに旅行を楽しむコツなんです。
強酸性の草津と硫黄濃度日本一の万座を比較
温泉通の間でもよく話題になるのが、この二つの泉質の戦い(?)です。
どちらも全国屈指の強酸性泉ですが、含まれている成分のバランスが絶妙に違います。
そして、草津温泉は、pH2前後というレモン汁並みの強酸性が自慢。その殺菌力は凄まじく、昔から「恋の病以外なら何でも治す」と言われてきたほど。
お湯に浸かると、肌の表面がピリピリとして、身体の中にエネルギーが注入されるような感覚があります。
| 項目 | 草津温泉 | 万座温泉 |
|---|---|---|
| 主な泉質 | 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 | 酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 |
| pH値 | 約1.6〜2.1(非常に強い) | 約2.0〜3.2(強い) |
| お湯の色 | 基本は透明(白旗源泉は白濁) | 濃厚な乳白色・エメラルドグリーン |
| 硫黄含有量 | 豊富(温泉街に香る) | 日本一(非常に濃厚) |
対して万座温泉の最大の特徴は、なんといっても「硫黄含有量日本一」という点です。
お湯の色は、誰もがイメージする「ザ・温泉」な乳白色や美しいエメラルドグリーン。
また、草津と同じ強酸性でありながら、硫黄成分が肌をベールのように包み込んでくれるので、肌あたりは意外にもマイルドで柔らかいのが不思議。
肌への刺激が気になるけれど強酸性の恩恵を受けたい、という方には万座のほうが向いているかもしれませんね。
「ピリピリ」の草津と「じんわり」の万座を使い分ける
私は、シャキッと活力を入れたい時は草津、日頃のストレスや疲れをじんわり溶かしたい時は万座、というふうに使い分けています。
草津のお湯は、皮膚の古い角質をピーリングしてくれるような爽快感があり、万座のお湯は、濃厚な温泉成分が肌に吸い付くようなしっとり感があります。
なお、どちらも強力なので、長湯は禁物。3分浸かって一度上がる「合わせ湯」のような入り方で、少しずつ身体を慣らしていくのが通の入り方ですよ。
活気ある草津温泉街と静寂に包まれた万座の魅力


温泉そのものだけでなく、滞在中の過ごし方も全く違います。
草津温泉は「街」を楽しむ場所。シンボルの湯畑を中心に、射的場や昔ながらの居酒屋、おしゃれなカフェが迷路のように入り組んでいて、浴衣姿で下駄を鳴らしながら歩くのが本当に楽しいんです。
夜になるとライトアップされた湯畑が幻想的で、何度行っても「また来たい」と思わせるエンターテインメント性があります。
そして、草津は「賑やかさ」と「食」のパラダイス。
共同浴場を巡りながら、温泉卵や焼き鳥をつまみ食いする。そんな活気ある旅を求めているなら、草津に勝る場所はありません。
一方で万座温泉は、まさに「雲上の隠れ家」。そこにあるのは、いくつかの大きなホテルと、ただひたすらに続く大自然だけです。
夜になれば周りに街灯がないので、天の川が見えるほどの星空に包まれます。コンビニもお土産屋さんの喧騒もない。
あるのは、源泉から吹き出す湯煙の音と、風の音だけなので、都会の忙しさから完全に切り離されたい、静寂の中で自分と向き合いたい、そんな気分の時には、万座のストイックなまでの静けさが最高の癒しになります。
夜の湯畑散策 vs 満天の星空露天風呂
草津で夜の街歩きを楽しむか、万座で静かに星を見ながらお湯に浸かるか。これは贅沢な悩みですよね。
もし1泊ずつできるなら、両方の「いいとこ取り」をするのが最強のプラン。
まずは、草津でワイワイ楽しんで、その翌日に万座へ移動して心身をクールダウンさせる。
この「動」から「静」へのグラデーションを体験すると、群馬の温泉旅行が何倍も深みのあるものになるはずです。
絶景露天風呂が魅力の万座プリンスホテル
万座温泉を代表する宿といえば、やっぱり「万座プリンスホテル」を外せません。
標高1,800メートルの高台に位置し、そこから眺める景色はまさに絶景。
特に有名な「こまくさの湯」は、遮るものが何もない開放感の中、濃厚な乳白色の温泉に浸かることができます。
プリンスホテルという安心のブランド力もあり、お部屋やサービスのクオリティも安定しているので、家族連れやカップル、初めて万座に行く方にも自信を持っておすすめできます。
そして、こまくさの湯には混浴エリアがありますが、専用の湯浴み着をレンタルできる(または宿泊プランに含まれる)ので、女性の方でも抵抗なく素晴らしい景色を楽しむことができますよ。
また、お食事も大きな楽しみの一つ。万座プリンスホテルのブッフェは種類が豊富で、地元の食材を活かした料理がずらりと並びます。
特に朝食のオムレツサービスは、シェフが目の前で作ってくれるので贅沢な気分になれますね。
冬はスキー場のゲレンデが目の前。スキーやスノーボードを楽しんだ後に、そのまま温泉へ直行できるという、冬のレジャーの拠点としてもこれ以上ない環境です。
雲上のブッフェで楽しむ地元の味覚
「こんな高い山の上で、こんなに豪華なお食事がいただけるなんて」と、初めて行った時は感動しました。
嬬恋産のキャベツを使ったお料理や、群馬のブランド肉など、地のものへのこだわりが感じられます。
そして、お腹いっぱい食べた後は、腹ごなしに少し館内を散策したり、星空を眺めに外へ出たり。
ラグジュアリーすぎず、かといってカジュアルすぎない絶妙なバランスが、30代の私には心地いいんです。



同じ火山系でも、賑やかな草津と静寂の万座は全く別の魅力を持っています。強酸性で活力をくれる草津と、濃厚なにごり湯で癒やされる万座のハシゴは最高の贅沢。標高差による気温の変化に合わせた服装を選び、二つの名湯のコントラストを全身で体感したいですね。
よくある質問(FAQ)
草津温泉から万座温泉への移動を計画している方へ、よくある質問をピックアップしました。
特に初めてこのエリアを訪れる方は、距離感や現地の不便さを意外と知らないことも。この記事で不安を解消して、準備万端で出発してくださいね。
Q1:冬季に雪道運転を避けて移動する方法はありますか?
結論から言うと、車を使わない場合はバス一択になりますが、冬場は直行バスがないのが悩ましいところ。まずは草津温泉から路線バスで「万座・鹿沢口駅」へ向かい、そこで万座温泉行きのバスに乗り換える必要があります。乗り継ぎ時間を考慮すると、移動だけで半日近く見ておいたほうが安心です。雪道の運転がどうしても不安な方は、草津温泉からタクシーを奮発するのも手ですが、片道17,000円前後は覚悟しておきましょう。
Q2:万座温泉周辺で食料品などを買える場所はありますか?
ありません!万座温泉は、一番近いコンビニまで車で約30分(万座ハイウェーを下りるまでない)という、非常にストイックな環境です。夜にお酒を飲みたい、ちょっとしたお菓子が食べたいという方は、草津温泉街のコンビニやスーパーであらかじめ買い出しを済ませておきましょう。ホテルの売店にも最低限のものはありますが、品揃えは限られているので要注意です。
Q3:現在、白根山の湯釜を観光することはできますか?
残念ながら、2026年現在は噴火警戒レベルの関係で近づくことができません。湯釜へ続く遊歩道も完全に閉鎖されています。白根山周辺は火口から半径1km以内が立ち入り禁止区域となっており、国道から遠目にその姿を眺めるのが精一杯。ただし、万座温泉周辺でも「空吹き」のようなダイナミックな火山の息吹を感じられるスポットはあるので、そちらで火山のエネルギーを感じるのがおすすめですよ。
まとめ:草津温泉から万座温泉を巡る最高の湯治旅
草津の活気と、万座の静寂。この二つの異なる魅力を繋ぐ道のりは、季節や自然のルールを正しく理解してこそ楽しめる特別なアドベンチャーです。
そこで、最後に、今回のポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 道路情報の事前確認:火山規制や冬季閉鎖は「出発直前」に必ずチェックする
- 車の装備は万全に:冬はスタッドレス必須。燃料補給は草津温泉街で済ませる
- 服装の準備:標高差600mの気温差をなめない。夏でも羽織るものを1枚
- 公共交通のワナ:冬のバス移動は「万座・鹿沢口駅」経由の乗り継ぎになる
- 滞在スタイルの違い:街歩きの草津、お籠り・星空の万座、使い分けが大事
群馬が誇る二大名湯をハシゴする旅は、きっとあなたの温泉観を変えてくれるはず。
自然を敬い、ルールを守って、最高の「癒し」を体験してきてくださいね。
なお、この記事に記載されている情報は、あくまで一般的な目安や体験に基づくものです。施設の営業時間や料金、道路の規制状況などは時期により変動します。そのため、お出かけ前には必ず、万座プリンスホテル公式サイト、日本道路交通情報センター等の最新情報を確認してくださいね。









